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酒井 大忠*; 猪川 浩次
Transactions of the American Nuclear Society, 72(SUPPL.1), p.6 - 7, 1995/00
大型再処理施設では、IAEAの保障措置基準(非照射直接利用物質に対する適時探知として1SQの核物質の転用を1ヶ月以内に探知することが要求される)を満たす為に高い精度の測定が必要となる。しかし、連続運転方式の蒸発缶には常に大量のプルトニウム溶液が存在しており、その液位も濃度も絶えず変動している為、容量及び濃度測定に係わる測定誤差を小さく保つことは容易でないと思われる。そこで、中間検認時に蒸発缶内のプルトニウム量を直接測定しないことを検討した。蒸発缶の前後に計量点を設けて蒸発缶区域を設定し、この区域はC/Sによってインテグリティを保証することとし、計量対象としないことにした。これらのプロセスを認証化することによりIAEAの検認を可能とする手続きについて考察した。